極微細径の加熱針をCTやエコーでガイドしながら、がんの患部へ到達させて加熱します。全身麻酔は必要ありません。
針先端部にある極微小なヒーターで、患部を一定時間約60度に温度制御します。入熱後、がん細胞が弱ったところに樹状細胞やCTLなどの免疫細胞を入れて抗原掲示させます。このことで免疫細胞が敵であるがん細胞を覚え、全身に散ったがんを攻撃します。
既に臨床応用済の「動物専用・電気焼灼器 AMTC200」は、家族同様に大切な伴侶動物(ペット)用の治療機器です。
「AMTC200」の製造販売届が平成21年に農林水産省動物医薬品検査所に受理されて以降、既に約2,000症例の実績(2016年5月 現在)を重ねています。
動物臨床現場では悪性腫瘍などの多くの症例に適用され、重篤な有害事象の報告はなく、高い消退効果をあげています。